- 中学受験をするなら、家庭では何を勉強すればいい?
- 塾の宿題以外にも、やっておいたほうがいいことはある?
- 毎日どのくらい勉強させればいいの?
中学受験を考えると、家庭学習の内容や勉強時間について悩むことも多いでしょう。
塾に通っている場合でも、受験勉強の中心は家庭での学習になります。
だからこそ、「もっと勉強させたほうがいいのでは?」と、学習量が気になってしまうこともあるかもしれません。
しかし、家庭学習で大切なのは、ただ勉強時間や問題を増やすことではありません。
塾や学校で学んだことを振り返り、間違えた問題を解き直す。
そして、子ども自身が「なぜ間違えたのか」「次はどうすればいいのか」を考える。
そんな学び方を続けていくことが大切です。
この記事では、中学受験の家庭学習で何をすればよいのか、取り組みたい内容や続けやすい習慣のつくり方、家庭学習がうまくいかないときの見直し方を紹介します。
「何時間やらせるか」ではなく、「どんな学び方を身につけるか」。
親子で無理なく続けられる家庭学習について、一緒に考えていきましょう。
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- 途中で投げ出さず、継続できる力が育つ
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中学受験の家庭学習は何をする?まずは「復習」を大切に

中学受験の家庭学習で、まず取り組みたいのが塾や学校で学んだことの復習です。
新しい問題を次々に解くよりも、一度学んだことを振り返り、「わかる」「できる」を増やしていくことが、次の学習につながります。

塾や学校で学んだことを家庭で振り返る
塾で習った内容は、その日のうち、またはできるだけ早いうちに振り返ってみましょう。
テキストやノートを見返しながら、
「今日は何を勉強した?」
「どんなことがわかった?」
と確認するだけでも、学んだことを整理する機会になります。
授業では理解できたつもりでも、家に帰ると忘れていることもあります。
学んだことを思い出す時間をつくることが、知識を定着させるために大切です。
間違えた問題を解き直す
家庭学習では、間違えた問題をそのままにしないことも重要です。
ただ答えを書き直すのではなく、
「どこで間違えたのかな?」
「最初はどう考えた?」
と振り返ってみましょう。
そして、時間を置いてからもう一度解いてみます。
一度間違えた問題ができるようになると、自分の苦手な部分がわかり、次に同じような問題が出たときにも対応しやすくなります。
漢字・計算など基礎学力を身につける
中学受験では、思考力が必要な問題に取り組むためにも、漢字や計算などの基礎学力が土台になります。
そのため、家庭学習では、
- 漢字の練習
- 計算練習
- 語句の確認
- 基本的な知識の復習
などを、毎日少しずつ続けることも大切です。
ポイントは、一度にたくさんやるより、短時間でも継続すること。
「今日はこれだけ」と無理なく取り組める量を決め、毎日の習慣にしていきましょう。
中学受験の家庭学習で取り組みたいこと
家庭学習では、塾の宿題をこなすだけでなく、学んだことを定着させたり、日常の中で学ぶ機会を増やしたりすることも大切です。
ただし、すべてを毎日やろうとする必要はありません。
子どもの学年や学習状況に合わせて、無理なく取り組んでいきましょう。

授業や塾の宿題をきちんと終わらせる
まずは、塾や学校で出された宿題に取り組みましょう。
宿題には、その日に学んだ内容を定着させる目的があります。
あれこれ教材を増やす前に、今取り組んでいる学習をきちんと身につけることを優先しましょう。
「全部終わらせる」ことだけを目標にするのではなく、理解できているかを確認しながら進めることが大切です。
苦手な問題や間違えた問題を繰り返す
一度間違えた問題は、時間を置いてもう一度解いてみましょう。
特に、同じような問題を何度も間違える場合は、答えを覚えるのではなく、どこでつまずいているのかを確認することが大切です。
例えば算数なら、計算ミスなのか、問題文の読み取りなのか、解き方がわからないのかによって、必要な学習は変わります。
本を読んだり、日常の中で学ぶ機会をつくる
家庭学習は、机に向かう勉強だけではありません。
読書をしたり、ニュースについて親子で話したり、買い物で計算したりすることも学びにつながります。
例えば、
「このニュースについてどう思う?」
「どうしてこうなったんだろう?」
と会話を広げてみるのもよいでしょう。
こうした経験が、知識を身につけるだけでなく、自分の考えを持つことにもつながります。
「なぜ?」と考える時間をつくる
問題を解いて正解することだけを目標にせず、「なぜそうなるのか」を考える時間もつくりましょう。
例えば算数の問題なら、
「どうしてこの解き方で答えが出るんだろう?」
「ほかの解き方はできるかな?」
と考えてみます。
すぐに答えが出なくても構いません。
答えを出すまでの過程を考える経験を積み重ねることで、受験でも必要になる思考力を育てていくことができます。
家庭学習を続けるために大切な3つの工夫
中学受験の家庭学習は、短期間だけ頑張るのではなく、無理なく続けていくことが大切です。
そのためには、最初から長時間の勉強を目指すのではなく、子どもが取り組みやすい環境とペースをつくることを意識しましょう。

最初は毎日無理なく続けられる時間を意識する
「もっと勉強させたい」と思って、最初から長時間の学習を設定すると、子どもにとって負担になってしまうことがあります。
まずは10分、15分など、無理なく続けられる時間から始めてみましょう。
「毎日できた」という経験を積み重ねることで、少しずつ学習を習慣にしていくことができます。
勉強する時間や場所を決めて習慣にする
「勉強しよう」と思うたびに時間や場所を考えるよりも、ある程度決めておくと取り組みやすくなります。
例えば、
- 帰宅したら宿題をする
- 夕食後に15分だけ復習する
- リビングの決まった場所で勉強する
など、生活の中に学習を組み込んでみましょう。
「勉強しなさい」と毎回声をかけなくても、自然と勉強を始められる仕組みをつくることがポイントです。
子どもに合った学習量を考える
同じ学年でも、集中できる時間や得意・苦手は一人ひとり違います。
「受験生だからこれくらいやらなければ」と周りの子の勉強時間を基準にするのではなく、まずは自分の子どもにとって無理のない量を考えてみましょう。
疲れていて集中できない日に、無理に勉強時間を増やしても、学習の効果が下がってしまうことがあります。
「どれだけ長く勉強したか」だけでなく、「無理なく続けられているか」にも目を向けることが、長い受験生活を支える家庭学習につながります。
家庭学習がうまくいかないときは「やり方」を見直そう
家庭学習を続けているのに、なかなか成績が伸びないこともあります。
そんなとき、「もっと勉強させなければ」と学習時間を増やす前に、今の学習方法が子どもに合っているかを見直してみましょう。

勉強時間を増やせば成績が上がるとは限らない
成績が思うように伸びないと、「勉強時間が足りないのでは?」と考えてしまいがちです。
しかし、長時間机に向かえば、その分だけ学力が伸びるとは限りません。
例えば、理解できていない問題を何度も解いていたり、集中できない状態で問題集を続けていたりすれば、時間をかけても十分な効果が得られないことがあります。
まずは、「どれだけ勉強したか」ではなく、「何を、どのように勉強したか」を振り返ってみましょう。
できない問題ばかりに取り組まない
苦手な問題をできるようにすることは大切ですが、できない問題ばかりに取り組んでいると、子どもが「勉強してもできない」と感じてしまうことがあります。
そんなときは、以前できた問題を解いてみたり、少し簡単な問題から取り組んだりするのも一つの方法です。
「できた!」という経験をはさむことで、気持ちを切り替えて、もう一度難しい問題に挑戦しやすくなります。
苦手をなくすことだけでなく、できることを増やしていくことも大切です。
子どもの疲れや集中力に合わせて調整する
毎日同じように勉強できるとは限りません。
学校や塾で疲れている日もあれば、集中しやすい日もあります。
「今日は疲れているから、復習だけにする」「集中できているから、もう少し取り組んでみる」など、子どもの様子を見ながら学習量を調整してみましょう。
受験勉強は長く続きます。
だからこそ、毎日無理を重ねるのではなく、子どもが無理なく続けられる方法を探すことが、家庭学習を継続するためには大切です。
家庭学習は「自分で学ぶ力」を育てる時間
家庭学習は、知識を身につけるだけでなく、子どもが自分で考え、学び方を身につける時間にもできます。
親がすべて教えるのではなく、子ども自身が考える時間を少しずつ増やしていきましょう。

答えをすぐに教えず、自分で考える時間をつくる
子どもが問題につまずくと、「こうやって解くんだよ」とすぐに教えたくなるかもしれません。
そんなときは、
「どう考えた?」
「どこまではわかる?」
「ほかの方法はありそう?」
と問いかけ、まずは自分で考える時間をつくってみましょう。
すぐに正解にたどり着けなくても、自分の力で考えてみる経験そのものが学びになります。
間違えた理由を自分で振り返る
問題を間違えたときも、すぐに正しい答えを教えるのではなく、
「どこで間違えたのかな?」
「もう一度考えるとしたら、どこを見直す?」
と振り返ってみましょう。
計算ミスなのか、問題文の読み間違いなのか、そもそも考え方がわからなかったのか。
「なぜ間違えたのか」を自分で考える習慣がつくと、同じ間違いを減らすことにもつながります。
次に何をすればいいか、自分で考えてみる
学習が終わったら、
「今日できるようになったことは?」
「まだ難しいところはどこ?」
「次は何をやったらよさそう?」
と、自分の学習を振り返る時間をつくるのもおすすめです。
最初は親と一緒に考えても構いません。
大切なのは、親が「次はこれをやりなさい」と決めるのではなく、子ども自身が次の一歩を考える経験を積み重ねることです。
こうした家庭学習を続けていくことで、受験に必要な知識だけでなく、自分で考え、自分に必要な学びを選ぶ力も少しずつ育っていきます。
まとめ|中学受験の家庭学習は「量」より「続けられる学び方」が大切
中学受験の家庭学習では、「少しでも多く勉強させたほうがいい」と考えてしまうこともあるでしょう。
しかし、大切なのは勉強時間の長さだけではありません。
塾や学校で学んだことを復習し、間違えた問題を解き直す。
漢字や計算などの基礎を身につけながら、「なぜ?」と考える時間もつくる。
そして、子どもの疲れや集中力に合わせて学習量を調整し、無理なく続けられる学習習慣をつくることが大切です。
また、家庭学習を「親が勉強させる時間」にするのではなく、子ども自身が考え、振り返り、次に何をするかを考える時間にしていくことも意識したいところです。
中学受験で必要なのは、たくさんの問題をこなす力だけではありません。
「自分で考えて学ぶ力」は、受験が終わったあとも子どもの力になります。
では、受験の先まで考えたとき、子どもにはどんな力を育ててあげたいでしょうか。
これからはAIがさまざまなことを教えてくれる時代です。
知識を覚えて正解を出すだけではなく、自分で考え、価値を生み出し、それを自分の言葉で伝える力が、ますます大切になっていきます。
だからこそ、中学受験のための家庭学習も、単に「問題を解く時間」と考えるのではなく、子どもが自分で考え、学び、挑戦する力を育てる時間として捉えてみてはいかがでしょうか。
「これからの時代、子どもにどんな力を育てればいいの?」
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中学受験だけをゴールにするのではなく、受験の先にある子どもの人生まで見据えた子育てを考えたい方は、ぜひ動画をご覧ください。
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- 途中で投げ出さず、継続できる力が育つ
- 探究学習・小論文・総合型選抜で強みを活かせる
受験の直前になってからでは、積み上げられない力があります。
今のうちに、知ることから始めませんか?


